若者はほとんど新聞を読んでいない、のが普通の時代になった。

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弊社では採用の面接時、いろんな質問をします。特に直接仕事と関係のない部分を良く聞きますが、端から聞いていると「ほとんどそれ雑談では?」という事もしばしばです。この辺は実は採用の重要なノウハウなのですが、今回、二桁の方と面接をしていて、ある共通点がある事に気付きました。それは、

若者はほとんど新聞を読んでいない

という事です。

正確に言うと、二人ほど読んでいましたが、それは自分で購読していたのではなく、実家に住んでいて親が購読しているから、という状況でした。

まあ、面接したのが若い人が多かった、というのがあるとは思いますが、とにかく圧倒的に新聞を読んでいません。私も普段仕事をしていて、「若い人は新聞を読んでいない」というのは、良く感じる事ではありますが、さすがにここまでとは思っていませんでした。

しかし、若い人から見ればある意味当たり前で、ネットで無料でニュースも動画も、(しかも好きなときに)読める訳ですから、逆に何で新聞を取らないとならないの?というところではないでしょうか。彼らにとって一番知名度のある媒体は、朝日でも読売でもなく、「ヤフトピ」(Yahoo!トピックス)なのでしょう。逆にネット系のメディアには、ほとんどの人が目を通していました。携帯小説も花盛りですし、恐らく「活字離れ」ではなく「紙媒体離れ」という方が正確な理解なのだと思います。

しかし、これだけまともに逆風の時代で、新聞が生き残る方法とは何なのでしょうか。私がもし新聞社に勤めているのなら、例えば・・・あまりに長くなるのでやめますが、にしても、改めてメディアの勃興を目の当たりにして、いろいろと考えさせられました。

私は紙をペラペラめくって読む、というのは、かなり大事な事だと思っているのですが、もしかしてこの考え方も、やがてアンティーク製品として隅に追いやられてしまうかも知れない、という事をかなりリアルに実感してしまいました。時代は動いていますね。

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