先日、弊社のお取引先のS部長さんが定年退職を迎えました。ハッピーリタイアメントですね。嘱託として引き続き社内に残る選択肢もあったと思うのですがそれも断り、スパっと引退される事を選ばれました。
S部長さんとお仕事をご一緒させて頂いたのは3年くらいだったと思うのですが、歴代の部長さんの中でも特に仕事がしやすく、またいろいろとご配慮をして頂きました。その割にはあまりお役に立っておらず、これからと思っていた矢先でした。以前酒席で、今後もがんばりましょう、などと言っていたので、定年ですと聞いて二重の意味でびっくりしてしまいました。何しろ肌ツヤも最高に良くて若々しい方なので、とても定年には見えなかったのです。
個人的にはもっとその方とお仕事がご一緒したかっただけに、正直なところちょっと残念な気持ちもあるのですが、頂いたメールは「どんな言葉を使っても、伝えきれないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。皆様と出会った事、教えていただいたこと、育てていただいたこと、支えられた事によりまして、現在の自分があると思っております。」と、今までお仕事で関わった全ての方への感謝の気持ちが綴られており、幸せな会社員人生だったのだなと改めて思いました。その人らしい、良きお人柄がにじみ出ている文章でした(ここに全文コピペしたいくらいです)。
そのメールを読んでいて、ふと、さて、自分は60歳になったら、一体何をしているんだろうか、と一瞬思いました。正直個人的にはまだ具体的にイメージが出来ません。しかし、若い頃のように、目もくらむような遠い先の話ではないのは確かです(ちょっとくらむ位かな?)。でも、きっとまだ働いてるんだろうなとは思ます。いずれそのときが来たら、私も同じようなこと、感謝の気持ちをお世話になった多くの方々に伝えなくてはならないな、と強く思いました(いや、別に定年まで待たなくても良いのですが 汗)。
毎日目先の事をとにかくこなすのに忙しく過ごしていますが、一瞬手を止めて、ちょっと考えさせられました。S部長、ありがとうございました。本当にお世話になりました。短い間でしたが、お仕事をご一緒出来て、私も大変幸せでした。第二の人生を実り豊かにお過ごしください。また機会がありましたら、お気軽にお声掛けください。
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