本田のいるACミランの監督就任が決まった(やっとなれたと言うべきか)インザーギですが、記者会見で興味深い事を言っていました。
- ミラン・インザギ監督「本田は好きな選手」 – セリエAニュース : nikkansports.com
「・・・私はシステムに選手を合わせるのは好きではない。選手の特徴を考えて、最もいいプレーができるポジションを見つけ出すというのが私とスタッフが考えていることだ」
今までインザーギと書いていた日本のメディアが最近なんでいきなり思い出したかのようにインザギと書き出したのかは不明ですが、それはさておき、このコメントからインザーギ新監督が大変リアリストなのがうかがえます。
このブログで良く書きますが、サッカーと会社経営はホント共通点が多いです。
私も良く悩むのですが、経営のやり方には大きく言うと二つの方向性があります。
一つは理想型。自分の描いた理想型があり、その組織や役割分担に合わせて人を配置していく形です。
もう一つは現実型。今現実的にそこにいるスタッフの技能に合わせて、会社をうまくまわすために組織や機能を考える形です。
どちらが良いとは一概には言えません。一般的には、人に仕事をつけると、その人がいなくなると仕事の質がいきなり落ちるので、仕事に人をつけるのがベターだと言われています。
しかし、そのポジションやタスクが、当人にとって不得意な分野であれば、やはりなかなか結果は出てきません。
私としては、どちらに偏っても一長一短ですし、弊社は当然ですが三菱商事でもありません。おそらく足して二で割るのではない、あるいは単純な二元論でもない、いろんな意味でハイブリッドな組織論が大事なんだろうなと思っています(これは長くなるのでまた別の機会にでも)。
ちなみに私は「がんばれベアーズ」の大ファンです。
あれは名作中の名作ですよ、うん。飲んだくれのポンコツの監督に不良の子供達。。はちゃめちゃなメンツで勝ちに行く、単純な勝利のドラマ、友情って大事だね的な単細胞スポコンじゃおまへん。泣きあり笑いあり感動あり。元気が出ます。こういうお得版もあります。
がんばれ!ベアーズは私にとってある意味一つの理想型のチームの姿です。
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