しまった、パンツ忘れた!僕が替えの下着のパンツを忘れたと気づいたのはジムのあるビルに入る直前だった。もはや今更自宅に取りに帰るわけにもいかない。ジムで運動すれば当然のことながら汗だくになる。当然パンツも汗まみれになるので、そのまま履いて帰るわけにはいかない。
どうしようかとしばし考えた結果、ジムではパンツを履かないで走ればいいと言う結論に至った。パンツを履かないでと言っても、勿論下半身裸でジム内を走り周る訳ではない。そんな事をすれば当然重大インシデントであり、僕の社会的生命は終わりである。要は下着のパンツは帰宅用に温存し、ジム用のショートパンツをそのまま生で履いて走ろうと言う作戦である。ショートパンツにはインナーがあるし、そもそも普段ジムでは走ると言うよりほぼ歩いてる感じなのでこれなら重大インシデントにならない。完璧である。
しかし、いろいろ考えながら準備をしてるうちに(僕の場合はジムは思考する場所でもある)気がついたら、下着のパンツを履いたままショートパンツを履いて走っていることに気がついた。虎の子の下着のパンツを使ってしまっていたのである。しまった!迂闊だ。。
トラックを走りながらこの後どうするかいろいろと考えてみた。しかしもはや方法は1つしかない。すでに唯一持っている下着のパンツは汗まみれである。後はジーパンを直接履くしかない。そう、吉田戦車が言うところの秘技、直接ズボンである。
僕はトラックを走った後、シャワーを浴び汗を拭き、周囲に悟られないように極めて迅速に、しかしチャックで挟まないように(この恐怖はおそらく男性にしかわかるまい)息を呑むように慎重に、直接ズボンをした。完璧である。
良し、勝った!こうして僕は無事家路についた。帰りはもちろんBruce SpringsteenのDancing In the Dark を口ずさみながら。なぜトートバックがミキハウスなのかはあまり気にしないで欲しい。
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