博多出張で1人で良い感じに酔っ払ったメタボおじさんは、どれ帰ろうかとしたところ、お隣にいた2人組の女性客に話しかけられた。当然普段そんな事はほぼないので少し驚いた。
年齢はお一人は僕より一回り上、もう1人の方は僕より一回り若い感じで、典型的な博多美人という感じだった。お店にはその人たちと僕しかいなかったので、実はお二方の会話は丸聞こえだった。否が応でも耳に入ってくるが、当然聞こえないふりをしてテレビに映る大谷翔平の活躍を見ていた。
2人はおかしな男と付き合って結婚するとろくな目に合わないと言うなことを延々と話していた(何だか聞いていて、ちょっと耳が痛かった)。
一回り若い方の女性が、どこから来たのかとかお仕事何してるのとかいろいろと矢継ぎ早に聞いて来た。圧倒されつつ、えっと、札幌からIT系のお仕事で来ていて、3、4ヶ月に一回くらいこの店に来ています的なことをざっくり説明した。地元の方ですか?と聞き返すとそうで年に一回位の割合でお店に来ているとの事。人生は一期一会。
「楽しんでいってください」僕は爽やかな笑顔でそう言うと、そのままタクシーに乗ってホテルに帰った。ホテルに着くと自分の大事な処のチャックが三分の一位開けっ放しになっていることに気がついた。つい1時間前の出来事だ。つづく(訳ない)。
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