阪神・淡路大震災、名も知れぬ仲間達との炊き出しボランティアの思い出

スポンサーリンク
ビジネス雑感

阪神・淡路大震災からもう三十年。当時インターネットはなかったけど、パソコン通信があった。

僕は当時ニフティサーブという富士通が運営していた有料制のパソコン通信のディープユーザーで、そこではフォーラムという今で言う会員制の掲示板があり、釣りフォーラム(FFISH)や環境系フォーラム(FENV レフトな方が沢山いらっしゃいました)、大前研一さんの平成維新の会(FHEISEI)というフォーラムによく出入りしていた。そこで時には議論を深め、時にはチャットで皆でドーハの悲劇を生中継で嘆き、オフ会もやりと楽しくコミュニケーションをしていた。

当然顔も本名も知らないし、お互いハンドルしか知らない。しかし阪神・淡路大震災が起きたとき、釣りフォーラムの皆ですぐ何かしよう!という事になり、僕らは即日一致団結し、神戸の公園で炊き出しを行う事になった。

僕は当時留萌市と言う田舎町で働いており、全国の皆んなから集まったカネで地元北海道の活ホタテを仕入れて、最前線の現地担当者に無事送り届ける係だった。みんなワイが金持ってトンズラしたらどうする気だったのかw(せんけど)。

とても貴重な貴重なお金を携えて、漁師のおじさんに事情を話したら、値下げしてくれてデッカいタコとかもつけてくれた。個人的にもとっても印象深い取り組みだった。やってホント良かったと思う。

こういう経験もあり、僕は昔からネットには力があると強く信じていた。今ではもはや当たり前だけどね。意識した事はなかったけど、振り返ってみると、結構今のビジネスをやる1つのきっかけにはなってるかもしれないなぁ。

ニフティサーブに代表されるパソコン通信は、その後のインターネットの普及の波に上手く乗ることが出来ず、そのまま淘汰されていきました。やれる方法論はいろいろとあったと思うんだけどね。

えらいぞお前、と思ったらこちらクリックお願いします。・・・⇒

コメント

タイトルとURLをコピーしました