最近端と「事例サイト」が二つほど立ち上がっている事に気付きました。発見したのは二カ所です。素晴らしいサービスだと思います。
事例ナビさんは無料で掲載が可能なので、早速弊社の構築事例を5本ほど掲載させていただきました。登録時に、なかなか弊社の事例が該当する登録カテゴリが見あたらず、もしかすると基幹業務系システムが中心なのかな・・・とも思ったりしたのですが、「マーケティング」「情報システム」「開発」等で掲載していただきました。とても嬉しいです。ありがとうございます。(若干生意気にも欲を言いますと、「導入企業の業種」に「メディア(テレビ局、新聞、出版)」があるとより嬉しいのですが・・)。
事例バンクさんは有料サイトで、年間利用料が100万コースと30万コース。かろうじて業種に「メディア/娯楽」というのがあったので、テレビ局やコンテンツホルダーとのお取引が多い弊社の事例に比較的合致しているのかな、とも思いましたが、30万コースは2件しか掲載出来ず、事例の入れ替えも出来ない、という事なので、断念しました。(金額ももう少し安ければまだ検討出来るのですが・・・)。
弊社では昨年から事例を非常に重視していまして、社内でえっさほっさこれまでの事例を掘り下げ、サイトに公開するようにしています。この規模の企業としては、ちょっと珍しいのではないかと思います。
小さい企業が事例をなかなか作れない理由は割りと明確で、そこに労力を割けない、又は意外と灯台もと暗しで、自社でその「価値」に気付かず、気付いていてもうまく作れない、という事に尽きます。外部に出すにも、予算が十分ある訳でもありません。以前自社で、求人用のコンテンツとして、エンジニアへのインタビュー記事を作りましたが、これもなかなか骨の折れる作業でした。単にうちはうるさいだけじゃないか、というおは話もありますが・・・。
記事のコンセプトを明確にし、いろいろあるストーリーの中から、どの切り口で見せていくのか。そしてそれに沿ってタイトルコピーを検討し、原稿を起こし、クライアントチェックを通していく作業は、正直かなり骨の折れる作業です。弊社も正直かなりつらく、ネタはあるが表にほとんど出して行けていません。この辺なんか典型例です 。小説調にしてみた事例もありますが、案の定途中で挫折してしまいました。いろいろ苦労して作っても「なかなか良くできたとは言えないなぁ。これで本当に「思い」が伝わってるのだろうか・・・」という反省点ばかりが浮かびます。
ですが、苦労した甲斐あってか、事例掲載後、お問い合わせ頂くケースも少しではありますが、増えてきているように思います。
結局の所「うちのサービスはとっても良いですよ」というのは、誰もが同じ事をいいますから、クライアントから見れば、どこを信用して良いのか判断がつきません。「いや、うちはブラックでヤバイっすから、他あたった方がいいっす」などと言うはずがありません。
音痴の人が「俺の歌はうまい!」と言ってるのと同じで、一人カラオケ状態です。本当かどうかは実際に聞いてみないとわかりません。しかし、歌ならカラオケ屋さんに行けばすぐにわかりますが、実際の取引はそうはいきません。いざ発注したら「スカでした」では後の祭りだからです。私ももし自分が発注主の立場だったら、やはり怖いなと思います。
なので、弊社ではこれからも事例をえっさほっさこれからも乗せていこうと思っています。ただ、NDAの関係で、大規模サイトになるととたんに何も書けない、というのがとても残念です。そういうのに限って、これまた汗と涙と笑いの要素のかなりある、おもしろい、お役に立つお話が多いのですが。。。そのうち匿名で何とかご了承を頂ければ、と思っています。
こういう弊社とお取引している顧客の生の声、事例を見て頂いたなかで、ちょっと問い合わせてみるか、という新しい出会いが産まれれば良いなと思っています。自社のPCサイト、携帯サイトを強化したい、改修したい、という方は、こちらまでお気軽にお問い合わせ下さい。
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