先日、都内のとある大きなクライアントさんから「相談したいことがある」と言われ打ち合わせに行ってきました。実はこのクライアントさんとは一度お取引が切れてしまい、お伺いするのはオリンピック１，２個分くらい、ものすごい久しぶりになります。
そのお打ち合わせの冒頭、以前担当だった旧知の方が、他のスタッフの方に対して、「この会社さんは大丈夫だから」という話しをして頂きました。一瞬の出来事だったのですが、これはとても嬉しく、また身が引き締まる思いがしました。
弊社も当然のことながらオールマイティのはずもなく、クライアントから「お前何やってけつかんねん」と怒られる事がままあります。当たり前ですが、ミスをしたくてするはずがありません。そういう時は、誠心誠意お詫びをして後はいかにリカバリをしていくか、という行動、結果しかない訳です。
幸いな事に、お仕事をしている中で、ほとんどのクライアント様とは継続的にお取引を頂いています。その中でも、担当者の方がお取引先を離れても、転職先からまたお声をかけて頂いたり、担当を離れる際に「いろいろありましたけど、一番頼りになりましたよ」、と言われる事が少なくなく、そう言われると本当にありがたいことだな、としみじみ感じます。
ビジネスは法人間におけるお取引が基本ですが、その前提としてあるのは、担当者間の信頼関係だと私は思っています。（その点で、個人的に最近少しずつ現場から遠ざかりつつあるのが少し残念なのですが・・・）
不満があるときに、普通面と向かって罵倒はしません。ただ黙って静かに離れていくだけです。もしかすると、うちも不満もマックスフルパワーで離れていったお取引先もあるかも知れません。そういう点で、顧客の意見に、注意深く耳を傾ける事が何よりも大切なのは言うまでもありません。
ですが、ポジティブな評価を頂けるのは大変ありがたく、だからこそ余計期待を裏切らないためにも、しっかりしなければならない、と強く感じた打ち合わせでした（いや、すいません、褒められると伸びるタイプなもんですから・・・←小学生かお前は）。
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