良く買い物に行く近所のスーパーで、いつも不思議に思うことがあります。それは、数種類の同じような六個詰めパックのシイタケを売っているのですが、そのどれもが全部菌床栽培モノだという事です。値段も似たり寄ったりです。
菌床栽培というのは、わかりやすく言うと、おがくずを固めて栄養素を入れてシイタケが育ちやすくなった人工的な土壌です。こんなものを言います。
私が良く行くこのスーパーでは、なぜかこの菌床栽培ばかり扱っていて、原木栽培(一般的にはこちらの方が身がしっかりしていて香りも良い)モノを全く扱ってないのです。
大した違いのない、同じような商品を、10年一日のように単に並べていても、正直全く意味が無いと思うのですが・・・・。多様な顧客のニーズに応え、価値を提供し、売上を上げるためには、マーチャンダイジング、つまり商品政策がまず命です。
自社でもきちんと出来ているか、いつもこの売り場を見ると再認識させられます。
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