先日、と言っても、もうだいぶ前なのですが、こういう本を購入しました。
キャッチーでとてもおもしろそうな本だったので、思わず買ってしまったのですが、一気通読してしまいました。おもしろいです。
私は気に入った本は、時間をかけて何度も読み返すクセがあるのですが、この本は結構な速度で角がすり切れてしまいました。しかも出先でもぱっと読みたいなと思い、iPadの電子書籍版も買ってしまいました。ネットだとちょっとお得で\800です(書籍だと\1400+tax)。サンマーク出版さんはフットワークが軽いですね。
著者の市村さんのブログも発見して、定期的に回遊させていただいています(すいません、気に入るとストーカー体質なもんですから。ちなみに山地さんのブログも定期巡回コースに入れています)。
昔、ネットが世間に普及しだした頃、出版業界では「ネットで記事を無料公開すると本が売れなくなる。だからネットはやるべきではない」という意見が良くありました。今そういう事を言う人はほとんどいません。それは交通事故を起こして人を轢いてしまうので車を使うべきではない、という意見に近いお話しだと思います。今回の様に、
本を買った→いつでも読みたいので、電子書籍でも買う
という流れはきっとあるのではないか、と思います(なので、電子書籍、もう少しお得にして欲しいです・・・)。
ところで、この本の内容ですが、読んで反省しきりです。私はほとんど昼メシを座って食べています。とは言っても、首都圏の場合は、公共交通機関での移動が中心で、立ち食いそば屋に寄りやすいかと思います。札幌の様な地方都市は、そもそも「立ち食いそば屋」自体が少なく、探す方が難しかったりします。
とは言うものの、車で移動すれば、社内でおにぎり食べてばそれで済ませられますよね。どこで何を食べても良いのですが、要は経営者たるもの、昼メシにちんたら時間をかけてるんじゃねえ!というエッセンスかと思います。
「小さな仕事を、必死にやる事が出来るか?」とか、「仕事をサボるときの鉄則」(早速TTPさせて頂いています)、「あなたが本当に困ったときに、助けてくれる人はいますか?」とか、振り返ってみて納得出来ること、考えさせられる内容が多々ありました。
中にはこういうモーレツバリバリ型の体質が苦手、という人がいるかも知れません。私も他の本と同様、書いてある内容その全てに必ずしも同意出来るわけではありません(偉そうですいません 汗)。ですが、非常に読んでて勇気の出る、反省もさせられる、そして励まされる一冊でした。買って本当に良かったです。良書です。機会を見ては読み返してエネルギーを貰っています。若輩者ですが、がんばります。
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