「個を動かす」進浪剛史 ローソン作り直しの10年

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最近仕事が忙しく、という情けない定番の言い訳からですいません(汗)、ちょっと更新が滞ってまして申し訳ありません。ファンの皆さんのためにもがんばります(タレントかお前は)。

ということで、先日この本を読みました。
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ダイエー関係でローソンがずたぼろになっていた当時、三菱商事が筆頭株主となり、若い40代の新浪氏が社長に就任したのは記憶に残っています。当時新浪はお子さんが生まれたばかりで、赤ちゃんのいる東証一部上場企業社長は極めて珍しい、と話題になりました。

その後すぐ「おにぎり屋」で成功を収めたのも記憶に残っています。若いし、既にある大企業だし、しかも業績不振で疲弊しきっていた企業を、以前セブンのお尻を見るポジションではありますが、業績も上がっていますし、すごい改善されてきている、企業の中身が激変した、というのはすごいことだと思います。

大企業といっても、コンビニは小さなオーナーの集まりで形成されています。その点で本書は企業統治について多くの示唆に富んでおり、大企業のみならず、中小企業にも当てはまることが多いように思います。

最後の章である第10章は新浪氏の半生についてで、正直ここはさらっと読んで終わりましたが、全体的には、とにかくおもしろい本でした。今後何年間に渡って、何度も読み返すことになると思います。

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