あなたはその蕎麦屋にもう一度行きますか?

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ビジネス雑感

先日、と言っても、かなり前になってしまうのですが、近所に手打ちの蕎麦屋さんが出来たので蕎麦好きとしてはこれは行かねば!という事で行ってきました。

 

で、率直な感想としては、まあ味は普通。メニューもカレーライスもあったりと幅広いですが、特に何か個性的という訳でもありません。

 

蕎麦を食べながら、次もまた来るかなぁ、きっと来ないだろうな・・・と思いました。

 

特にまずい訳ではありません。ですが、何か特別な点がある訳ではありません。手打ちも今時特に珍しく無いですし、今の時代、むしろまずい蕎麦屋を探す方が難しい位です。

 

そう、実はこれ、蕎麦屋に限らず、うちのビジネスと同じ、もっと言うと全ての産業に共通している現象だと思いました。

 

全ての商品、サービスは「ありふれ化」していきます。

 

言い方を変えるなら「コモディティ化」ですね。

 

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セス・ゴーディン(Seth Godin)の書いたパーミッション・マーケティング(PERMISSION MARKETING)の中で、私は特に大事だと思うのは、(従来には無かった)「顧客からパーミッションを獲ろう」というコンセプトそれ自体ではなく、なぜパーミッションを獲らなければならないのか?それは背景に「生活者は時間が無い」という事と「全てのサービスはありふれ化の圧力を受けている」という論理だと思っています。


提供者側がどんなに「エヘン!」と言ったところで、お金を払う側が「それ位もー今当たり前ですよね」と言われたらそれまでなのです。

その後、その蕎麦屋には一度も行っていません。潰れてはいませんが、繁盛しているようにも特に見えませんが。。

ちなみにその蕎麦屋さん、最近カンバンの上に、警察のような警告灯をつけました。あのパカパカ回るやつですね。。おかげでとても目立つようになりました。。。

 

なんか努力の方向が違うような気がするのですが、、いや、ま、余計なお世話ですいません・・・気に入ったら押してやってください→にほんブログ村 ベンチャーブログ ベンチャー社長へ


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