世界で初めてWebブラウザを開発したMARC ANDREESSENが、2011年8月にウオールストリートジャーナルに非常に重要なエッセイを寄稿しました。
簡単に言ってしまうと、ネットが社会のインフラとなる中で、既存産業が担っていた部分にどんどんソフトウエアが浸食していくだろう、ソフトウエアが世界を食い尽くすだろう、という予見をしたものです。
最近のビジネスの動向を見ると、その予見は全く持って正しく、全く色あせることはありません。むしろ益々輝いているように思えます。
ほとんどの既存産業の部分で、Webがそれを担っていっているような状況です。起業のコストは劇的に下がり、新しいビジネスを創造しやすくなっています。あまりに静かに起こっているので、普通になってしまっているので、我々はそのことにあまり気づいていません。
例えばネットで24時間いつでも本が買え、どんどん本屋が無くなっているという事は、よく考えると、本当に、すごい事だと思います。10年前多分誰もそんな事は想像すらしてなかったと思います。
今を生きている我々のこの時代では、本当の意味での産業・社会革命が静かに起こっています。
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