「田中君、ヨコチ◯見えてたわよ❤️」が生み出すイノベーション

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ビジネス雑感

イッテQの中岡の玉隠しショーを見ていて、その昔、新卒で入った会社の事を思い出しました。

入社してすぐ工場のパートのおばちゃんの慰問旅行があり、そこで夜の出し物として、新入社員のフンドシショーがありました。

当時の私は割と頭でっかちで、そういう出し物が大嫌いなタイプ。

ホントもう死ぬほどイヤだったんですが、パワハラ全開の時代ですから拒否は出来ません。

えーい!もうなるようになれ!!と出演し、最後にヤケクソで宙返りをしました。結果、予想外に盛り上がり、皆さんに大変喜んで頂きました。

が、ショーの後、最前列にいたお婆ちゃんから

「田中君、ヨコチ◯見えてたわよ❤️」

と言われて萌えたのは、若い頃の甘くほろ苦く思い出です。

後年になって、島耕作の上司である中沢部長(のちに社長)が、酒席で取引先を楽しませるために赤フンで相撲を取る話を読みました。

最初に入ったところが京都営業所でな。販売店まわりだったんだ。いやあ、凄いところだった。今までの自分の世界観が根底からひっくりかえったよ。宴席に呼ばれて、みんなの前でお座敷相撲をとらされるんだ。パンツの上からフンドシまいて三味と太鼓に合わせてドタバタやるんだ。そのとき思ったよ。大学院まで行ってあくせく勉強したことは何だったんだろうってね。マルクスもケインズもぶっ飛んだよ。(中略)これが会社なんだ。男の仕事というのはこういうものなんだってわかった。脆弱な知識とかプライドとかは関係ない。わかってしまえば、あとは怖いもんなしだ。仕事にも自信がわいてパワーもついた。

ああ、人間として成長するのは、いろんな経験があり、それをどう咀嚼するか、結局最後は本人の姿勢、考え方次第なんだな、と、不思議とこのお話は記憶に残っていました。

中沢部長はよこチ〇漏れてませんので、私の勝ちだ!と思った記憶があります(何それ)。

人生、いろんな事があります。どんな経験も意味がありますね。

いくつになっても、常に自分の殻を破りながら、イノベーティブでありたい、と思ってます。

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