生意気な社員やパートナーの効果・効能についての一考察

スポンサーリンク

私の周りには、結構な濃度で生意気な社員やパートナー(外注さん)がいます。


例えば、


「田中さん、そのデザイン、そこはこういう趣旨で作っているので、そこを変えると全体がおかしくなっちゃうんですよ」


と修正指示をいつまでもごねるWebデザイナー。


「会員管理機能がいるんだったら、会員数増加の事を考えると、会員検索機能も絶対に必要になるはずなんですが」


と必要な機能の取捨選択でごねるプログラマー。


「火薬田さんがそこもやるって言うのなら、俺このプロジェクト降りますよ、それどういう事ですか」


と、自らの守備範囲にこだわり、これまたごねるプロジェクトマネージャー。


こういう人達と仕事をしていてしばしば思うのは、


ちょっと面倒くさいw


という事です。


そして他方、だからこそ、とてつもなく私は彼や彼女を信頼していますし、尊敬しています。

是非見捨てないでくださいと言いたいですし、末永くお付き合いして頂きたいと思っています。

そういう人は当事者意識が高く、大体矜持を持って仕事をしているので、仕事のクオリティが大変高い人達です。


Img_8844



よく社内でも言うのですが、逆説的ですが、例えば修正指示を出して、言われたとおりに「はい、はい」と修正する人は、一見すると「扱いが楽」ですが、他方、本当に自分で考えて仕事をしているのかな?そこに自分の意見と言うのは無いのかな?と思う事があります。


勿論何でもかんでもそのペースでやられると、円滑な進行に差し障りが出て、正直きついですしw、何でもメリハリは必要だと思います。


ですが、プロとして、矜持を持って仕事をしていれば、必ず「そこは個人的には納得できない」という事が出てきます。


勿論個々の作り手、担当者が主張する事を最終的に採用するかどうか、決断するのは私ですし、しばしば中にはプロジェクト全体の優先順位や安定性、目的から鑑みると、的外れな意見や考えだなと感じることもない訳ではありません。


ですが、その発言の中身の妥当性はさておいて、そういう風に「くってかかってくる人」というのは、大変見込みのある人ですし、そういう人は大体人としても信頼出来る場合がほとんどです。


Img_8841
 
社内でも、そういうプロとしての矜持を持って、仕事をして欲しい、言われたことをやっているだけだとうんこまみれの人生になる、という事をよく話しています。皆さんはいかがでしょう?私もいろいろと反省しながらこの文章書いています。


気に入ったらポチっと御願いします→
にほんブログ村 ベンチャーブログ ベンチャー社長へ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました