「それ、否定はしてないよね。だってそう言わなかったじゃん」という深読みー消えた紙面記事から

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新型コロナウイルスについて、先日東京都の小池知事が記者会見を行いました

字面だけ見ると、「まあ、そうだよね、東京の知事だし」と誰もが思うでしょう。

で、若いウチはそうなのですが、段々大人になってくると、行間、言えないけど本当に言いたかったことは何か、という事を裏読み、深読みするようになります。

で、その例がこれです。

日経新聞3月18日総合面
五輪予選、対応を協議 IOC、中止相次ぎ

・・・東京都の小池百合子知事は13日に記者団に対して「中止はあり得ない。無観客もあり得ない」と話し、延期は否定しなかったと受け止められた。

言わなかった事に対して、言わなかったので、否定はしていないよね、というわけです。

大人というのはなかなか大変なものですね。京都の小話としてよくある「たくの息子はん、ホントピアノ上手にならはったなぁ」(=お前んところの愚息のドヘタピアノうるせんだよ考えろや迷惑だ」というのと同じですね。

で、この記事なんですが、あれ?と気づいたのですが、紙面ではそう書いているのですが、ネットの記事では上記の箇所がまるごと削除されています。

都庁からクレーム入ったのかも知れませんね。思わぬ紙面購読のメリットでしたw。

 

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