私は求人と営業はほとんど同じだと思っています。どちらも自社に決定権が無い、という点では同じです。入社する、しない、という決定権は求職者が持っています。営業も同じで、発注する、しない、という決定権は常に、必ず、顧客側にあり、受注側は一切持っていません。もし求人側や、受注者側が決定権を持っているとするなら、それは独裁国家や、アヤシゲな関係の場合だけでしょう。基本的に入社して貰う側、受注する側は、自社の魅力を最大限アピールしなければなりません。
なので、私は出来る限り、求職者の方にも、顧客にも、同じような姿勢で臨むように心がけています(もし万が一、すげーお前態度悪かったぞ、という方いらっしゃったらすいません。多分いない、はず、です・・・)。
そして実はこれは恋愛の関係とも同じです。男性は女性に一生懸命自分の魅力を伝えなくてはなりません。決めるのはたいていの場合女性です。そういう意味では動物界も一緒ですね。もっともイケメン苦労知らずはそれに該当しませんが、自然界でも人間社会においても、うらやましい例外は常にいるものですが、腹立たしいお話なので、それは無視しましょう。
先日テレビを見ていて、みのもんたのインタビューが出ていました。インタビュアーが「どうしてその年齢でそんなにお仕事をされるのか?」というような質問をしたところ、みのさんがほろ酔いながら、「だってね、仕事ってのはね、自分では作れないんだよ。どうしてそんな事を断れるの?出来ないですよ、そんなこと」と、しみじみ答えていたのが印象に残りました。また、痛いほどよくわかるセリフだなと思いました。
別のインタビューでフリーに成り立ての頃、仕事が全くなく、しかし久しぶりに遊びに来た後輩を連れて(無理して)銀座の飲み屋に連れて行った話なども聞きましたが、なるほど、華やかに見える人ほど、やはり苦労した分、物事の原理をわかっているのかも知れませんね。
などと、今回は普通にまとめてしまいましたが、求人でも、営業でも、より魅力を高められるように、努力したいと思っています。
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