デザインもシステムと同じで、「頭」がないとどうしようもない。

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ビジネス雑感

年末休暇に入り、つらつらと(というか、意識的に)本に目を通しています。すると、買って全く読んでなかったWeb STRATEGY VOL.14に、こんな記事が出ていました。

 ただ言われたことをこなすだけのデザイナーや
 HTMLコーダーであれば、中国・インドの人材の方が安いのです。

  今、企業が発注したいのは、
 すぐれたWebディレクター・プロデューサーです

まあ、当たり前と言えば当たり前のお話だと思うのですが、とても大事な事ですね。外国の安い仕事が国内の淘汰圧力になる、というのは何も製造業やオフショア開発の進んだシステムだけのお話ではありません。

もう少し本質的な事を言えば、イノベーションの無い、付加価値の無い仕事は、例えどんな職種であろうとも、国内だろうと国外だろうと、職を奪われる可能性がある、という事を、「職人」は常に肝に銘じておく必要があると思います。

年を取ってから若いのに仕事を取られる、というのは愉快な事ではありませんが、現実的にはそのような事はどこの業界でも枚挙にいとまがありません。勿論その集積として、会社全体が「職を失う」という恐ろしい結末が待っています。

クライアントと話をしていて、いつも思うのは、面と向かって直接はそういう事を言いませんが、行間の端端に、「とにかく頼りになる会社を選びたい」という強い気持ちを感じる、という事です。真剣に考えている会社ほどそうです。だから当然ですが、値踏みをされます。アホを雇ってお金をドブに捨ても仕方ありませんから(そして困ったことに、「アホ」というのは、どこの業界でも少なからずの割合で存在しています)当然と言えば当然でしょう。

それに応えられる個人、会社だけが、生き残り、成長していけるのだな、といつも思います。私も自社を「アホ」だとは全く思っていませんが、しかししばしば「やっぱアホちゃいまんねん、パーでんねん」と思うようにしています。自らを客体化出来るかどうかが、まずは「アホ」かそうじゃないかの大事な分水嶺だと思っています。

Webサイト、携帯サイトを使って自社のビジネスのバリューアップを真剣にご検討の方は、どうぞこちらまでお気軽にご相談ください。

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