今更ですが、皆さんは「経営」というと、どんなお仕事内容をイメージするでしょうか。私が考える「経営」という仕事の中身は、
- 会社としての方向性を決める
- そのために、何をするべきかという事と、何をしないべきかを考え、定義付けし、実行する事
- 実行のための経営資源(人・モノ・カネ・時間)の最適配分をする事
の3点が本質的な経営というお仕事の中身だと思っています。
ところが、現実的には、小さなベンチャー企業というのはある意味どこも業務は「ごった煮」です。綺麗に経営と執行が美しく分離している訳ではなく、当たり前ですが何でもかんでもやらなければなりません。
ので、例えば進行中のプロジェクトAのデザインクオリティにチェックを入れ修正指示を出しながら、営業案件Bで新規提案を考えドキュメントを作成しつつ、開発キャパを考慮してプログラマの面接採用を進めながら、プロジェクトC~Eまでの進捗や適切なディレクションになっているのかを各担当者から報告を受けつつ、遅れているものが無いか、問題が発生していないか確認し、もしあった場合それに対してどう対応したらよいかを検討しつつ、次の営業戦略を考え顧客開拓や、そのためのサービス商品企画を立案し、たまに社員と面談もして田中さん、ちょっと最近きっついすわいやそうか?そんな事ないだろすまんがそこんところよろしくシェゲナベイベとかわしつつ、ジュースの買い出しもしながら(なんで?)、月次の損益をチェックしておおっううっと短い喜びとも悲しみともつかぬ嗚咽をもらしつつ、このブログも書いてついでにTwitterに余計な一言も書く、というちびっ子八人大家族のお母さんも真っ青な業務進行を同時に行わなければ成りません。あ~ながっ
企業経営者たるもの、安易に作業に逃げてはいけない、とはいつも思っているのですが、なかなか難しいなあと思いつつやっています。なんか結論無いですね。
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