既に二週間以上経ってしまっているのですが、新しく購入したThinkPad X201s CTOが届きました。私はノートはひたすらThinkPadで来てまして、理由は質実剛健なところもそうですが、やはりあのキーボードのタッチフィールにかなうノートは他にないと思うからです。キーボードの真ん中にあるポインティングデバイスも、手のポジションを変えること無くマウスポインタを操作できるので、とても気に入っています。
実はここ3年くらいThinkPad x60Sを使っていたのですが、バッテリがお亡くなりになってしまったのと、やはり起動速度が遅いのが我慢できなくなってきたため、今回の購入となりました。
左がThinkPad X201s CTO 右がThinkPad x60s
そのため、新しいThinkPadはかなり贅沢なスペックにしました。Core i7-620LMにMEM 8GB、Win7 Professional 64bitに320GBを積んでいます。恐らく今時点では、ですが市販されているノートPCでは最速クラスのスペックだと思います。それでも 30万円しませんから、時代というのは恐ろしいですね。
一応これでおまんま食べているので、スペックは良いものに。
ご存じの通り、IBMはThinkPadを中国のPCメーカーであるLenovoにPC部門丸ごと売却しました。なので、X60sを買った当時はまだIBMのロゴが入っていたのですが（契約上、一年間だけ使えるようになっていたようです）、今はIBMとは入っていません。
x60sにはIBMのロゴがあるが・・・
ThinkPad X201s CTOはThinkPadのロゴだけ。以前はLenovoのロゴも入っていた機種もあった気がしますが、まあ、正直なところ入っていても"Big Blue"な感じではあります（すいません、IBMは米国では"Big Blue"という愛称があるため、それとブルーな気持ちをひっかけました。解説が必要なユーモアには問題があるなしかし）。
厚さ的には、やはりx60SよりもX201s CTOの方がちょっと厚いですね。スペックから考えてもやむをえないところかもしれません。
上がX201s CTOで下がx60S(8セルの拡張バッテリをつけています）。やはり上の方が厚いですね。
真横から見た後ろ側。下がX201s CTOで上がX60s。やはり下の方が厚いですね。
同じアングルで先端側。こうやってみると、ThinkPad X201s CTOは大きく感じるのですが、実際はサイズは思ったよりも気になりません。
そう、実は私はこのThinkPad X201s CTOが来てから衝撃的な事実に気づきました。それはサイズがB5ではなく、A4だという事です！（がーーーん！！）。
そうなんです。今までThinkPadのxシリーズはリアルモバイルというコピーで売られており、フラッグシップモデルは基本B5サイズだったのです。なので、特にサイズは注意を払っていませんでした。やられた・・・。私は経済性より、携帯性と性能の両立の方が重要なので、今までB5以外のノートを買ったことがありませんでした。
上がThinkPad X201s CTOで、下がX60s。やられたぜ・・・。
しかし、意外や意外、それほどサイズが大きいのは気になりません。これはちょっとした新発見でした。しかも重さもそんなに気にならない。なぜなら普段から余計な書類を持って動き回っている事が多いので、書類さえ適切に減量すれば、重さの違いは誤差に過ぎません。災い転じて福となす。こうなると、むしろAサイズの方が益々タイピングしやすく、快適です。
はじめは奈落の底に落とされたくらい大ショックでしたが・・・いやはや、良かったです。
普段は休止にしているのですが、０から電源を上げても、X60sのWin XPより断然早く、外部モニタにつないだ時も設定いらずでものすごい楽ちんです。例の通り、キーボードのタッチフィールは至高のひとときですらあります。これだから多少デザインがださくても、他のになかなかうつれないんですよね。デザインが良くても、キータッチのフィールが薄かったりすると、私は打圧も強い方なので、気持ちよく使うのが難しいです。
道具は一流ですから、後はそれで当然良い仕事をするだけです。うん、するよね、そうだ、そうに違いない。
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