「あいつ終わったな」の恐怖 がすごい示唆に富んでいる

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Web版日経新聞に、元西武の工藤選手のコラムがあるのですが、これがまあすんばらしい内容です。

 

  • 「あいつ終わったな」の恐怖 野球評論家 工藤公康
    ・・・・・・・・・・・30年近く厳しいプロの世界の中で生きてこられたのは、私に最初から自覚やノウハウがあったからではありません。若いころに遊びほうけて人生のがけっぷちに立たされた痛烈な危機感があったればこそです。「ここで生きていきたい」「もっと知らなきゃいけない」というプロ意識はどん底の恐怖感を経て養われました・・・・・・・・・

 

このコラムに限らず、

 

  • 「オレの言う通りやれ」への反抗
    ・・・結論から言えば、楽をしようとして続けたその努力が、私の投手としての基礎を作ってくれました。「楽して速い球を投げる」「楽して遠くへ投げる」。その「楽」を追い求めてきたことで、結果として誰にいじられるでもない、自分の体格にあった故障しにくいフォームを身につけることができました。一度始めたことを継続するという精神力も鍛えられました。そして何より「自分で考える」ことの楽しみを子供のころに知ったことが大きかった・・・

 

 

  • 「球が高いですねえ」の解説は終わった
    ・・・・野球というスポーツを報道する側に立ったときに、心に決めたことがあります。それは、「選手を否定することはやめよう」ということ。現役時代に自分が嫌だと思ったことは絶対しない、という思いが私の根底にあるのです・・・・

 

等、かなり工藤選手のコラムは読み応えがあり、共感出来るものが少なくありません。

 

プロ野球に限らず、全ての職業にはプロフェッショナリズムが求められますね。経営も勿論全く同じだなと思いました。

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