私も人生折り返し点をすぎてくると、普段仕事をしていると、しばしば若い頃は考えた事もなかったような事をふと思ったりもします。
例えばマネジメントスタイル。若い頃は馬力モリモリですので、いろんな意味で力業で回せた部分がありました。しかし、年齢を経てくると、いつまでも同じスタイルでやる事は難しくなってきます(まあ、私はそういう意味では今も知恵が足りないので、なんとかの一つ覚え的な所はあるかも知れませんが)。
ここは直進か、左折か・・・
アスリートと同じように、経営者も年齢と共に体力が下がるのはやむを得ない事です。そしてその代わりに技に円熟味が出てきます。経験や心身の変化と共に、力業でカバー出来ない点を、知恵と技がそれをカバーする。そして若いころ一生懸命努力した人ほど、素晴らしい知恵を身につけますから、体力をカバーする以上に、沢山のおつりが出てきて、結果的に若い頃よりも短い時間で良い成果を上げられるようになります。
マネジメントスタイルも、変わっていくし、変わっていかざるを得ないし、変わっていくべきだなとなにげに最近思っています。
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