弊社でもお客様に提案にいって、残念ながら採用されなかった、他社に案件を取られてしまった、という事が当然ままあります。
その時スタッフに必ず言っているのは、うちのどこがだめだったかのか、そして発注された企業は、どこが琴線に触れたのか、必ず聞いてきなさい、という事です。私も直接担当している案件では必ず聞くようにしています。
提案をし、価値を認めて頂き、ご発注を頂き、長いおつきあいをする。
これは当然です。
しかし、ご発注を頂けない場合は、当たり前ですが、おつきあいはありませんし、そこで終わりです。
先日ススキノの居酒屋で釣った活イカ。(写真と本文は本当に関係がありません)
私はビジネスというのは、発注された時よりも、されなかった時の方が100倍大事だと思っています。
なので、だめだった理由をしっかりお聞きし、そこをきちんと補強し、次の提案に備える。
そうすると、打率も上がっていきます。
昔楽天の監督を務めた野村氏が
「勝ちに不思議な勝ちあり。負けに不思議な負け無し」
という名台詞をおっしゃっていました。
ビジネスもスポーツも同じですね。
失注したからといって、あー残念、と言って何のケアもフォローもしないのは愚の骨頂です。お役に立てず申し訳ありませんでした、とお話して、自社の何が至らなかったのかきちんと把握する。その時の顧客の声は宝の山だと私は思っています。
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