そこをグリップしてる限り、顧客はあなたをグリップし続ける。

スポンサーリンク

Webコンサルとして、お客さんと話をしていていつも気をつけているのは、サイトにおける新しい機能、コーナーの設置、強化の提案というのは勿論大事ですが、それ以前の話として、何のためにそれをするのか、という事をきちんと踏まえた上で話をする、という事です。

その機能自体の話に終始してしまい、そもそも何のためにそれをするのか、といういわば「設計思想」がない、というのは、我々も含めた開発会社にしばしば見られる傾向ですし、気をつけなくてはなりません。

20141029_110635
旧道庁の池のマガモ。この時期ジビエが美味いですよね。どうせ野生だし一匹くらいいなくなっても・・・(をい)

先日、Webサイトへ顧客をいかに連れてくるか、という議論の中で、メルマガの機能についての相談がありました。

顧客へリーチする手段というのは、今やメルマガに限らず、LINEやツイッターやfacebookなど、複数のソーシャルがあります。そして、それぞれのツールによって、利用してるユーザーのボリューム年齢層が異なるわけです。

一般的な傾向で言うと、ツイッターは利用者層が若いですし、メルマガの購読者は年齢層がやや高い傾向にあります。

つまり、「メルマガはいりますか?」という問いに対して、単に機能的に「はい、いりますよ」は間違ったやりとりです。

そう聞かれたら「御社で獲得したいユーザーさんは、どのような年代の方が中心なのでしょう」というところをまずは聞くべきなのです。

そういったところを明らかにした上で、最適な機能をチョイスし、提案をしなければなりません。

また、顧客側に特にそういう戦略設定がなければ(それ自体も特に珍しい事ではありません)、メルマガやソーシャル、メディアごとの特性を説明し、獲得したい年齢層に応じた最適な機能を選択し、それを提案をする、事が大前提です。

そして、常にそういうグリップをしている限り、顧客を私達をグリップし続けてくれます。逆に言うと、そこが無いと、簡単にグリップを離されてしまう、という事でもあります。

Webコンサルティングとしての大前提であり、顧客とのやりとりで常に気をつけている点です。

先日久しぶりにバッティングセンターに行ったら、バットを強くグリップしすぎてあっさり手に豆が。たるんでます。。気に入ったらポチっと御願いします→にほんブログ村 ベンチャーブログ ベンチャー社長へ
にほんブログ村


コメント

タイトルとURLをコピーしました