出稼ぎ、じゃなかった出張でホテルに泊まるとき、いつも気をつけている事が一つあります。
それは立つ鳥跡を濁さず、ではないのですが、チェックアウトの時出来るだけきちんと整理してから部屋を出る、という事です。
どうしてそうするのかというと、これには二つ理由があります。
一つは単なるこだわり。美学です。後で清掃の人が入ったとき、「おお、ここに泊まった客はちゃんとしてんな」と思ってもらうためです。「ふふ、おばちゃん、そうだろ?」と言いたいですよね。ちなみに聞けた事は一度もありませんが(会わないし)。
そしてもう一つは、そこそこでも整理をしていると、部屋を出るときに忘れ物が無いかどうか、確認がしやすいからです。
部屋がとっちらかっていると、USBメモリ落としたり、紙を置き忘れてしまってもすぐに気づきません。ですが、きちんと整理されていると、忘れ物がないかどうか、すぐに分かります。
私は実は結構忘れ物をしやすい性格で、机の上もとっちらかっている系です。なので、出先のホテルでも同じ事をしているともう忘れ物対応だけで相当な面倒になりそうだぞと思いまして、出張先のホテルでは比較的綺麗に整理整頓をするようにしています(普段の机の上からは想像もつかないのですが)。
ということで、それが功を奏して、ホテルで忘れ物をしたことは今までほとんどありません。プチ自慢ですね。
ドラッカーの書いた「プロフェッショナルの条件」に、こんな話が出てきます。
紀元前440年頃、フェイディアスがアテネのパンテオン神殿の屋根に建つ彫刻群を完成させた際、とあるアテネの会計官によって、「我々には見えない背中の彫刻分までは払う気はない」と支払いを拒まれた時のことである。その時、フェイディアスはこう言った「そんなことはない。神々が見ている」
私がホテルをチェックアウトするときも、同じ気持ちです。
いや、整理といってもざっとなんですが、、、ずいぶんでかく出たなおい(汗)気に入ったらポチっと御願いします→
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