顧客の時間を節約した者が勝つ時代

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Webコンサルティング、サイト制作の受託開発をしていると、クライアント先にていろいろとお打ち合わせをさせて頂くのですが、その際、しばしば

 

「企業間競争は顧客の時間の奪い合いと良く言われますが、実はそうではなく、
顧客に時間を一番使わせなかった企業、顧客の時間を最も節約した企業が勝ちます。」

 

というお話をさせて頂きます。

 

多くの企業は、基本的にいかにお客様が自社のために時間や財布を使って頂くか、という事に余念がありません。

 

確かにそれはそれである点においては正しいと言えます。特に良いモノを作れば売れる、マスなマーケティングやセールスの時代はそれで良かったでしょう。

 

ですが、これだけ情報や比較対象が溢れる時代になっても、顧客-個人も法人も同じです-の持ち時間は一切増えません。お金に至ってはむしろ減ったりしています。私のお小遣いなんでそりゃもう大変な事に、いや、それはさておいて、とにかくそういう事です。

 

つまり、顧客の時間は有限です。他にもやらなければならない事は山のようにあり、貴社が扱っている商品は、どんなに御社が思い入れがあろうがなかろうか、関係無く、ただの選択肢の一つに過ぎないのです。

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どどどどどどどどどどどどどれにする?

 

であるならば、顧客が求める情報を短時間に、コンパクトに、わかりやすい形で届けて上げる事で、顧客からの信頼を獲得し、結果的に自社の商品を選択してもらう、今はそういう時代になっています。

 

つまり、顧客の使う時間を節約する事は

 

「もう他の商品は面倒でいいや、これがわかりやすいし、しっかりしてそうだから、これにしよう」

 

と、むしろ他の商品やサービスの検討を辞めさせ、自社を選んでいただける、極めて重要な要素になるのです。

 

よく考えたらこれはあたり前のお話で、商売において気の利いた人と聞いてない人、どちらからモノを買いたいか、というのとWebサイトでのコンテンツの提示は結局一緒なのです。

 

顧客にいかに自社のために時間を使ってもらうか、ではなく、いかに顧客の時間を節約出来るか、これがこれからの時代の、顧客に選ばれるための必須条件です。

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