今週はずっと出張だったのですが、その時に端と気付いたお話です。
とあるお取引先に打ち合わせでお伺いしたのですが、そこは皆さん異様に判で押した様に頭が低かったので、ちょっと驚いてしまいました。
そこは一般社会的にはかなり大きな部類の会社さんで、弊社と比較にならない規模なのですが、そこの部長さん、専任部長さん、取締役局長さん、皆さん初対面だったのですが最初からとにかく頭が低い。圧倒的に頭が低い。帰り間際ももう腰が曲がりすぎて地面に頭をぶつけちゃうんじゃないかという位、頭が低かったです。
元々弊社担当である部長さんからして頭が低い方だなとは思っていたのですが、こうなってくると、もう人柄という個人的な話ではなくて、組織的なDNA、あるいは土地柄なのかなとかすら思いました。
その時はなんて頭の低い、謙虚な方々なんだろうと思ったのですが、後から帰りの飛行機の中で、まてよ?、今週通しでいろんな初めの方とお会いしたが、果たしてそこまで自分は頭が低かったろうか?と思いました。
弊社の場合は、そもそも頭に乗るような規模の会社でもありませんし、誰かがチヤホヤしてくれるワケでもありませんので、頭に乗る要素、危険性は皆無です。また、私自身、かなり気をつけている方だと思います。名刺交換の時は誰であれ100%下から名刺をお出ししています。これはこの会社を立ち上げてからずっとそうです。
しかし、そんな弊社でも、私の場合は社を代表していますので、ススキノに行くと「よ、社長!もう一杯いかがっすか!」と客引きがすかさずチヤホヤしてきて良い気分になっちゃいますから、いや、それは違いますね、とにかく立場上かなり気をつけないとならないと思っています。
特に弊社からお仕事をお願いしている会社さんやパートナーさんへの態度は厳に慎まなければならないと、かなり意識的に思っています。お仕事をお願いしている会社さんというのはある意味「身内」です。身内にこそそういう傲慢な顔というのは見えてしまうものです。業者を業者扱いしていると、いつか必ず手痛いしっぺ返しをくらいます。
出張から帰ってきて、サイバーエージェントの藤田さんのお話、
- 新しいスローガンは「低姿勢」 (藤田晋氏の経営者ブログ) :日本経済新聞
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざがあるように、本当に実力がある人や、偉い人というのは、得てして謙虚であることが多い、というのが事実です。逆に、実力がなかったり、実るものがなかったりする人は、偉そうな態度をとりがちだというのも事実。そういう人を、皆、心の中では「滑稽だな」と思いながら、チヤホヤしているのです。
実るものもなく、立場を後ろ盾に偉そうな態度をとるような人間にはなってほしくない。そういう思いを込めて、常に低姿勢であろう、というスローガンを選んだというわけです。
を読んで、いい話だなぁと思ったのと同時に、もしかして「デジファの田中も随分態度でかくなっちゃってなぁ」と思われてないか、今一度身を引き締めなければならない、自覚症状が無い時ほど、気をつけなくてはならないと改めて思いました。
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