先日スタッフと話をしていた時、とある件でクライアントに何と言ったのか、という確認をする機会がありました。その時の会話です。
スタッフ
「いつ頃までに素材は頂けますでしょうか、というお話をクライアントにしました」
私
「クライアントからはなんて返ってきたの?」
スタッフ
「今急いでやっているので、来月には何とか・・・というお話でした」
私
「自分としては、それで良かったの?」
スタッフ
「いや、それだと実は困るんですよね。。。こんなざっくりだと、納期に間に合うのかが見通しが立たないし、後になればなるほどこちらの作業が立て込んでしまい、かなり進行がタイトになってしまうと思います」
私
「それはね、恐らく聞き方が良くなかったんだと思う」
スタッフ
「聞き方ですか?」
私
「そう。いつまでに用意していただけますか、と、ざっくり聞けば、
「いつまでに用意すればいいのでしょう」
と聞かれる可能性があるし、
「来週か再来週にはなんとか」
というような答えになる可能性が高いです」
スタッフ
「ああ、言われてみるとそうですね」
私
「そういうアバウトな回答でもいいのなら別にそれでいいのですが、具体的な答えを相手から引き出したいのであれば、もっと具体的に聞かないとならないです。
スタッフ
「例えばどんな感じですか?」
私
「例えば
「8日までに写真が無いと制作の予定上間に合わないのですが、間に合いますでしょうか?」
です。
これであれば、回答として
「間に合わせます」
「難しそうなので、9日までではだめですか?」
という具体的なイエスノー又は代案が回答として返ってきますよね」
スタッフ
「なるほど、確かにそうですね」
私
「人は面白いもので、ざっくり聞けば、ざっくりしか返ってこないし、細かく聞けば、細かく返ってきます。自分が具体的な回答を相手から引き出したかったら、まずこちらから具体的に聞く事が大事です」
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