禁煙もホームページ活用も結果を出すには戦略が必要 その1

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もう正確に覚えていないのですが、私がタバコを辞めてから、最低でももうオリンピック2回分くらいは経ったと思います。私はお酒もタバコもきちんと二十歳から始めたクチで、もう一つは、えっと、まあ、その、いいえ、はい、そうですね。

 

一番最初に吸ったのは自販機で買ったフィリップモリス・ライトでした。白地に赤のストライプの入ったやつで、当時JTの独占が崩れ、アメリカの外圧で洋モク、つまり外国産タバコが初めて入りだしてきた頃でした。LUCKY STRIKEにLARK、いろいろな「カッコいい」タバコが入ってきました。まだタバコがファッションアイコンであり、思想の象徴でもあったころです。

それから20年近く、私は飽きもせず(もしかして実は飽きていたのかも知れませんが)タバコをせっせこと吸い続け、旧国鉄債務の返済のために、優良納税者として誰に頼まれることも無くそのささやかな私財を延々と国庫に投入しつづけたのです。そんなささいな生きがいが日常に彩りを加えていました。勿論BGMはミスチルの「彩り」でお願いします。

知らない方のために注釈すると、たばこには「たばこ特別税」というのが課せられています。1998年当時、国鉄は実に30兆円近い借金を抱えていました。これを閣議決定で、タバコへの課税を原資に今後60年間かけて返済する事になりました。410円のタバコの場合、約17円がこの「たばこ特別税」です。ちなみにタバコの価格の63%が税金です。

ということで、今の私は非喫煙者ですが、ネイティブの非喫煙者ではなく、卒業生です。人のタバコの臭いも我慢出来ますし、タバコ反対主義者でもありません。「うわ!副流煙をちょっと吸ってしまった!」と鬼のようにタバコを毛嫌いをする人の気持ちも分かりますし、「食後の一服はうまいよねー」という人の気持ちも分かります。たばこのネガティブな点も、添加物まみれのジャンクフードのネガティブも私の中ではフラットです。

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もはや会議室でタバコが吸えた、というのは、飛行機内でたばこが吸えたのと同様に都市伝説になるかも知れません。

それでどうしてタバコをやめたかと言うと、実は当時一日三箱くらいは吸っていたいわゆるヘビースモーカーでして、段々と集中力が落ちてきてないだろうか?もしかして仕事に差し支えが出てきているのではないか?と思うようになったからです。自覚症状があまり無いだけで、すごいロスになってないか?と思った訳ですね。

 結果的にタバコを辞めたあと、食べものがえらい美味しくなってしまい、10キロ近く体重が増えてしまいました。なのでダイエットのためにタバコ復活させた方がいいんじゃないか?これじゃどっちが健康なのかわからないぞ、とマジメに考えた時期もありますが、とりあえず卒業したままで今に至っています。

昨今、飲食店でのタバコを全面禁煙を目指す厚労省と自民党愛煙家族?のバトルが激しくなっており、このまま厚労省が押し切られてしまいそうな勢いです。

 

そこでちょうど時事ネタでもありますので、今日はこんなヘビースモーカーだった私がいかにしてタバコを辞められたのか、という事を皆さんにお伝えしたいと思います。

何しろ意志の弱さについては全国民選手権で間違い無くトップ千人には入る私です。この私が辞められるという事は、かなりこのメソッドには汎用性があるのではないかと勝手に思っています。

ちなみに本エントリーは、死ぬほどタバコが好き・又は大嫌いな人が読むと、双方とも時々カンに触る内容が書いているあるかも知れませんが、悪気はないのでいぢめないでください。当方禁煙してからまだ日も浅く、体力が十分回復しておりませんので、くれぐれもそこのところはよろしくお願いします。

 

<シビアすぎるくらいの現状認識がちょうど良い>
まず私がタバコをやめようと思ったときに、すぐ思ったのは、人一倍意志の弱い自分ですから、そう簡単には辞められるワケがないし、まともにいくと1万%間違い無く禁煙は失敗するな、という事です。

ここまで長期に渡って大量に吸っていると、これはもう一種の真面目な「病気」として対処しなければ恐らく辞められないだろう、と思いました。そう、もう完全な「病人」ですね。病人ですから当然ガチな治療が必要になります。最近はいろんな禁煙補助関連グッズもありますが、何しろガチな病気ですから、「薬っぽいもの」では役に立ちません。必要なのはモノホンのヤクであり、治療です。ヤク売って下さい(なんか違いますね)。

しばしば酔っ払いが「俺は酔ってないよ!」と居酒屋で激高するシーンを見かけますが、あれと同じです。自覚症状が無いモノほど端から見ていてこっけいなものはありません。「自分は病んでいる!」「私は病気だ!」「私はタイヘンなヘンタイだ!」私はそう心の中で大きく叫びました(最後は違いますね。多分)。もしかしてその行為自体がメンタルも病んでいることを示唆しているのかも知れませんが、ここでは本論ではないので割愛します。それはまた別の機会に語らせてください(語るのね)。

 

例えて言うのなら、ゾウは例えアリを倒すときでも全力で立ち向かっていくと言います。私の強固な意志を持ってすれば、タバコごときあっという間にやめられますが(さっきと話が微妙に違いますが細かい事は気にしないで下さい)念のため、近所の内科、つまり禁煙外来に行く事にしました。そう、あくまで念のためです。まずたばこをやめたい方は、「自分は中毒症の病気である」という強い自覚を持ちましょう。それくらいの覚悟が無いと、やめることはできません。

 

<チャンピックスとの出会い>
それで、さて病院をどうしよう、と思っていると、ちょうど親しい友人が禁煙外来に行って、チャンピックスを服用してタバコを辞めたという話を聞きました。なので、そのままマネしました。最初からチャンピックスありきで、処方してくれる近所の内科医に行きました。一応ネットで検索してから病院にいったのですが、普通の町医者であれば、どこでもほとんど扱っているようです。

 

 

チャンピックスは禁煙成功率がかなり高いお薬と言われていますが、厳密なデータはなかなか見当たりません。この辺に少しだけ書かれていますが、最初の三ヶ月は5割とも7割近い人が成功すると言われています。しかし、体感的には通院している間はそりゃそうだよね、という気がします。他方、通院終了後の1、2年のレンジで見ると30%を切っているようです。つまり、実はチャンピックスは「魔法の禁煙薬」という訳でも無く、意外と思ったほど禁煙成功率が高くはないんだな、というのが正直な印象でした。

つまり、薬は100%の禁煙を保証するものではなく、むしろ成功率は基本的には低い、と思った方が無難です。

 

チャンピックスは治療というか通院期間は12週間、つまり三ヶ月間が基本セットでこの間に診察を5回ほど受ける事になります。私は四回で辞めましたが問題ありませんでした。

<禁煙もホームページ活用も戦略が結果を左右する>
そして結果的に私はタバコを辞めることが出来たワケですが、これにはこの治療期間中のちょっとした、誰にでも出来る簡単なコツがありした。それさえ踏まえれば、禁煙成功率は劇的に高まります。私はたばこをやめるに当たって、人間の心理から考察したある戦略を練り、そしてその通り実行する事で禁煙を実現する事が出来ました。その詳しいコツはすいません、今日これからECサイトのコンサルティングで出張なので、明日戻ってからまたお話したいと思います。ご期待下さい。

禁煙の成功にも戦略が必要なように、Web戦略、ホームページで結果を出すにも戦略が大変重要です。ECサイトの売上を増やしたい、ホームページのリニューアルをご検討の方はこちらからお問い合わせ下さい

その2に続く。

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