キャバクラで大金を毎晩の様に使ったり、東京都知事選に出たりと、業界ではなかなかそっち系(どっち?)の人物として知られている家入一真氏ですが、その元奥様の大変興味深いインタビュー記事を読みました。本の宣伝でもかねているわけですが、なかなか赤裸々な内容になっています。
昔楽天が上場した頃、三木谷社長が六本木で一晩に数千万使った伝説がまことしやかに語られていましたが、当時の三木谷社長はライブドアの堀江社長(当時)との対比で財界のジジ殺しと良く言われており、このため、時々おいたをしてしまう若手のベンチャー企業という文脈で、何となく暖かい目線でメディアに書かれていました。しかし入家さんの方はガチで毎晩使い込んでいたようで、こちらの場合はかなり生暖かい目線で見守られながら墜ちていった印象があります。
当時のご家庭の様子、散在の状況は記事をご覧頂くとして、この記事を一読して改めて感じた事は、実はしばしば社内で言うのですが、
お金を稼ぐのは本当に難しい。しかし、お金の意味ある使い方は更にもっと難しい。
という事です。
有意義にお金を使う事に比べれば、お金を稼ぐ難易度など知れています。
我々凡人はほとんどの場合、お金を稼ぐことにひーひー言いますが、実はもっともひーひー言うのは、その汗水垂らして貯めた大切なお金を、いかに意味ある使い方が出来るか、という事です。これには人としての品格、教養、人格、能力、全てが問われます。
ほとんどの人は使い方に困るほど持っていませんので、お金の意味ある使い方について、シビアに問われることはあまりありません。
なまじお金を持っていて、「人」が伴ってないとこの人のように巨額のお金をあっさり溶かしたりしてしまうワケです。
このお金の持つ性質、つきあいの難しさは、お金を沢山持てば持つほど顕在化していく事になりますが、少額でも目に付きにくいだけで、本質的には変わりません。お金は意味のある使い方が本当に難しいものです。
私も普通預金に入れっぱなししてある12億をどうするかいつも困っています(念のために書きますが冗談のつもりです)。
何はともあれ、面白い記事ですので、元奥様の記事を是非御欄下さい。元奥様は御本人の意思とは無関係に、普通の人であれば到底経験出来無いであろう、ある意味素晴らしい経験が出来ました。今後の人生はきっと実りあるお金の使い方が出来るのでは無いかと思います。
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