若かりし頃は、当然ながらはな垂れ小僧でしたし、またそれをヘマった時の言い訳として使えたわけですが(使ってたんかい)、段々年齢も30代、40代、アンダ・・・と上がってきますと、世間の風はおぢさんには容赦なく、ケアレスでもしようものなら「アホか?」と露骨に冷たい目線と容赦ない叱責を浴びせられます。
以前、「年老いた船頭はいくつもの航路を知っている。しかし新しい航路を切り開くのは常に若い船乗りだ」ということわざ?をどこかで聞いたことがありました。
常に新しい航路を切り開く、がんこ年寄りな船頭でいたいと思っている私ですが、最近、仕事をしていていろんな事が徐々に、じんわりと経年変化している自覚があります(今頃か)。
まずちょっと退化したかも知れない、遅くなったな、と思うのは、物理的な作業の処理速度です。
作業の処理速度は若いときより明らかににもたもたするようになったかも、という印象があります。
例えばキーボードを早く正確に叩くという動作が、脳みそに動作が、手が追いつかなくなっている気がしています。近年、自分でキーを叩いていてぷちイライラする事がありました。
それで、どうしてしばしばイライラすることがあるのかな、昔こんな事あったっけ?と改めて冷静に自己分析してみると、出来ると思っている事と、実際に出来る事のバランスが微妙に崩れてきているからじゃないか?と気きづいた訳です。
おお!ワシもトシとってる!
という当たり前の事実に今頃気づいたわけです(アホ?)。
他方、進化してるな、と思った事の一つが提案(書)を作る速度です。
大前提といて私は仕事がとろいのですが、20代の頃3日とか4日かかっていった提案書の作成が、今は30分で作れたりします。
猛烈に速度と効率が上がりました。
また、提案のどこがキモなのか、どこが大事で、どういうストーリーで組み立てるべきなのか、という見立てが瞬間的に出来るようになりました。戦略的な考え方がスムースに出来るようになった気がしています。これは引き出しの数に依存するからなのではないかと思います。歳を取れば僕のようなスカポンでも多少は引き出しが増えるものです。
それぞれ経年変化していく自分をよく理解した上で、うまくつきあっていく。歳を取ると余計重要な事かなと思います
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