弊社では数年前と最近とで非常に大きく変わった「仕事の仕方」の変化の一つに、「自前主義との決別」、というのがあります。
それまでは完全に自前主義で、システムもデザインも自前(社員)のみでやっており、社外のパートナーさん、いわゆる「外注さん」とは本当に気心の知れた昔からのつきあいのある人だけと、例外的にやっている形でした。
しかし、最近はそれを変更し、自社の開発リソースを残しつつ、むしろ外部の一芸に秀でたパートナーさんとの連携を強化し、自社はプロジェクトマネジメントや企画提案に特化する方向に舵を切っています。
自前主義かパートナー主義か、というのは、それぞれ一長一短があります。
ものすごくカンタンに言うと、以下のような形です。
まず自前主義の場合、リソース管理・品質管理はかなりしやすいというメリットがあります。これは安定的に開発、制作する上では大変大きなメリットです。
しかし、その裏返し、デメリットとしてはお客様に作りの手の都合を押しつけやすくなります。つまり、自社が開発・制作出来るものをお客様に提供しようとするので(というか、それしか出来ない)、おのずとお客様起点にならない、自社起点になってしまいます。
パートナー主義の場合は綺麗にその表裏一体で、パートナーはほとんどの場合、隣の机に座っていない分(優秀な人ほど常駐を拒否します)当然リソース管理やコミュニケーションにはワンクッション入ります。
しかし、メリットとしては、社内では採用も育成が難しい、時間もかかってしまう優秀な人材を、即戦力として即投入が出来、品質の高いものがつくれる。
また、自社で作れるもの縛りがありませんので、あくまでのカスタマーファーストの視点で会社や人材のチョイスが出来、案件にあった、最適なチームを組み立てる事が出来ます。
弊社としての基本的な経営方針としては、今葉受託開発がメインですが、最終的には自社サービスを中心に据えていきたいと思っています。
ですが、どちらの柱がメインであろうとも、「カスタマー・ファースト」なのは変わりません。
いかに品質の高いサービスを提供していくかです。
ミニマムとしての開発リソースは残しつつ、一芸に秀でた人達との連携を強化する、という「方法論」を今は選択していますが、未来永劫そうかと言えば違います。
手段と目的は違います。
そこを混同しないように進めたいと思っています。
というわけで、上記の経営方針において、プロジェクトを切り盛り、お手伝いしてくれる人材は極めて弊社にとって大切だと思っています。
壮大な前振りが終わりましたが、Webアシスタントディレクター(開発支援スタッフ)の採用選考が遅れていてすいません。
鋭意進めて参ります。御連絡差し上げる方、どうぞよろしくお願いします。
そういえば前回お犬様のお話し書いていて徳川慶喜思い出したな。。。気に入ったらポチっと御願いします→
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