セクハラ疑惑への疑惑

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ビジネス雑感

最近セクハラの問題、#MeTooがなかなかホットですが、この手のセクハラ問題というのはとても扱いが難しいのは間違いありません。

しかし、そこを過敏に意識しすぎてしまうと、女性にとってかえって不利益になってしまうケースも出てきてしまうと思うのですがいかがでしょう(僕は一体誰に問いかけてるのか)。

このケースはその典型例かも知れません。

男性側からすれば、この手の話がセンシティブになればなるほど、当然「余計なリスク」は取りたくありませんので、一番簡単なのは極力関わらないようにする事です。

となると、必然的に女性との接触を避けるのが吉となります。

この記事の場合は記者と政治家なので基本的には利害が対立しているのでまだいいですが、ビジネスの現場だとより実態は深刻です。

社員が何千人もいる大きな会社ならまだ回避可能かも知れませんが(?)、小さな会社になるとそれでは済みません。なぜなら人数が少ないと一人あたりのウエイトが大きく、同僚が女性で「替え」が効かない事はごく普通に起こるからです。これは女性から見ても同様でしょう。

弊社の様な全員足してもたかだが二段階うんぬん、じゃなかった十数人うんぬんの人数でも(すいません、無理がありました)まさにその通りで、そんな事をいちいち考えていたら現実的に業務に著しい支障が出てしまいます。

昨年、女性スタッフ(20代独身)と私二人だけで、九州出張でレンタカーに約600キロ十うん時間一緒に乗って移動し、毎晩夜取引先と呑んで同じホテルに泊まり(部屋別ですよ当たり前ですが)、同じホテルで朝食とりましたが(なんか文字で起こすとあれだな 汗)当たり前ですが信頼関係がありますし、お互い何も気にしませんでした。

が、当たり前ですが、相手に罪をねつ造されてしまえば、私は相当「ややこしい」立場になってしまいます。そのような事を真剣に考え、お互い「こいつ大丈夫か?」と意識し、リスクヘッジしようとすると、ホテルは別々にとって、レンタカーも別々となるともう時間もコストもかかってどうにもなりません。

そうなると、一番簡単安全楽ちんなのはそもそも女性は極力採用しない、しても大事な業務にはタッチさせない、異性との接触の極力少ない座敷牢的バックオフィス系業務に限定する、という事になってしまいます。これでは女性の力を生かす事が出来ません。会社にとっても当然損失で逆差別です。

しかしこのセクハラも誰が言うかによって扱いが変わったりします。イケメンなら何を言っても許されるかも知れませんが、私のような汗っかきデブメタボおぢさんだと「お、髪型変えたね」と言っただけでも「田中さん次それ言ったら労基行きますよ」と言われかねません。

幸いな事に今までそう言われた事は一度もありませんが(おもろないオヤジギャグ辞めろとはまま言われますが)、とりあえず山手線に乗るときは両手を必ずつり革にかけてリスクヘッジは真面目にしています。実際それでえん罪にかかった同業の社長さんを知っているからです。

基本お互いの信頼関係という事なのかと思っていますが、最近は男性でも被害者になる時代です。なかなか解のない、難しい時代になったなぁ、、、と思います。

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