今年に入ってから、作用面接の時に必ず聞いていた「新聞取ってますか?」という質問をするのを辞めました。なぜならもう有意な答えが得られないからです。
これまでの結果は大体100人に聞くと、大体3人くらいいるかどうか、という比率です。そしてその3人もほとんどが実家で親が取っていて、というパターン。年齢分布としては20代~30代です。かなり世の中の状況を反映しているように思います。
個人的には新聞で育った世代であり、一時期読売毎日朝日道新赤旗(これはつきあいで)を取っていた私としてはさみしい限りですが、若い人に言うと、「田中さん、新聞ですか?オワコンですよね」と言われます。私個人は今も新聞は取っていますが、現実的には紙面を開く頻度は相当下がっており、ネット媒体で(しかもSNS経由)見るケースが圧倒的に増えてきています。若い頃からとっていた日経ビジネスすら紙面購読をやめてネットにしてしまいました。
時流として「新聞紙」はいずれ無くなってしまう可能性が極めて高いですが、しかし「新聞」の本質であるニュースは無くなりませんので、いろんな活路、展開がまだまだ出来るだろうと思っています。最近もこの辺のお仕事しましたが、結構良い数字を出す事が出来ました。
なんか違う「新聞」も混じっていますが、気にしないで下さい。
そして恐ろしい事に(?)今面接で聞いていて有意差があるのはメディアの大様、「テレビ」です。
「テレビとYouTuibe、どちらをよく自宅で見ていますか?」
と聞くと、恐ろしい事に結構な人がYouTubeと答えます。しかも30代前後でも普通に見られる現象です。
今ネットに脅かされているのはテレビです。
私も業界のはじっこで働き、新聞社やテレビ局お客様と直接お仕事をさせていただいていますが、いかに土管化を回避し、ネットにかかるコストをマネタイズして回収していくのか。放送外収入に向けて試行錯誤が続きます。
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