神戸大・岩田健太郎教授がダイヤモンド/プリンセス号内部の感染対策をぼろくそに叩いている件すが、ここぞとばかり閲覧数を稼ぎたいYouTuberも入り交じり、もはやどれが元動画なのかも分かりません。。。
ご本人のツイッターはこちら
岩田健太郎さん (@georgebest1969) / Twitter
早速この動画に野党が飛びつき、何のエビデンスや調査も無く印象論と結果論で批判をする野党議員や(あ、この人はもう自民党でしたっけ)、海外メディアが飛びつき、炎上してるようです。
幸い、その動画をテキストで書き起こし版はこちらです。どなたか存じ上げませんが、仕事早いですね。ありがとうございます。
ダイヤモンド・プリンセスはCOVID-19製造機 なぜ船に入って一日で追い出されたのか(岩田健太郎先生の動画から文字起こし)|チョコレートサイダー通信|note
初めは私も、またしてもつたない危機管理でホントめちゃくちゃになってんのかな、と思ったのですが、厚生労働省 技術参与の高山義浩さんのコメントを見て、岩田先生、もしかしてただのマウントで余計混乱に拍車をかけただけなのでは。。。と感じました。
岩田 健太郎先生の動画(コメント欄にリンク)を拝見して、まあ、「岩田先生らしいなぁ」と思いつつ、あまり気にしていなかったんですが、しっかり炎上しているようです(以下略)
特に大事なコメントがここ。
正しいだけでは組織は動きません。とくに、危機管理の最中にあっては、信頼されることが何より大切です。
この人、かなり分かってますね。企業にも全く同じ事が言えます。何かトラブルが起きているとき、騒動になっているときは,大なり小なり組織内が混乱するのはある意味当然の事です。その時危機管理で何よりも優先すべき事は「正しいかどうか」ではなく、良質な意思疎通が関係者間でまず取れるかどうかだと思います。
極論すれば、正しいかどうかは問題ではありません。相互に信頼関係に基づいた、落ち着いた意思疎通が出来ていれば、その時間違った判断をしたとしても、比較的短期間で軌道修正し、正しい方向へ進むことが出来ます。
いきなりポンと外からやってきて、正論をまくしたてられたとしても、みんな分かっているけど手が回らない、どうしようもない、暫定として今やっているという事は実はわかりきったことだったりするので、かえってウザがられる可能性が高くなるのは、ある意味当然と言えるでしょう。
つまり正論というのは言うべきタイミングというのがあり、そこをはずすとただのクレーマーになってしまうのです。
耳を傾けて欲しければ、傾けろ!ではなく、そうなるように自らが振る舞わなければなりません。
ってか、それ大人としての常識だと思うのですが。。
勿論細かい内部事情は知るよしもありませんし、岩田教授も顔出しでYouTue に告発するくらいなので、それくらいのお覚悟はあったのでしょう、と思ったのですが、今動画消されてますね・・・。
もし、その行動が幼い自己承認欲求からきているのだとしたら、ですが、海外まで巻き込んで、日本の風評被害を更に強めた責任は、とても大きいように思います。そしてそのしわ寄せは、観光業界、小売業界、幅広い国内産業に押し寄せる事になります。
この岩田教授の「動画騒動」は、,企業や組織における危機管理の一つの生きた事例として、とても教訓に満ちているのかも知れません。
そして、ネットの時代、物事の真贋を見極める力が、これほどわかりやすく問われている事例もないように思います。ほら、今問われてる!まさに今よ今!!(どういうあおりだ)。
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