先日こんな記事を見ておや?と思いました。
- 中小企業減 容認へ転換 政府、社数維持の目標見直し 新陳代謝促し生産性向上 :日本経済新聞
政府は中小企業数の維持を狙った従来目標を見直す。これまで掲げてきた「開業率が廃業率を上回る」との表現を近くまとめる2020年の成長戦略から削る。中小企業は新型コロナウイルス禍で経営環境の厳しさが増している。統廃合を含めて新陳代謝を促し、全体の生産性向上をめざす方針に改める。
今までは企業規模を問わず、政府は企業の開業率を10%を越えるようというKPIを設定していました。これは事実上の小粒な中小企業を量産するのと同義だったと思います。
今後は企業数ではなく、生産性の高い企業の育成にKPIを移し、生産性の低い中小企業の淘汰を事実上容認するものです。
この辺の政府の方針転換は、もしかしてこのブログでしばしばご紹介しているデービット・アトキンソンさんの著作が影響を与えている可能性があるのかも知れません。
うちも淘汰されないように、というか、威勢の良いことを言うとするなら、そういう後ろ向きでは無く,高い生産性を発揮し、企業として成長しなければならない、と強く思っています。そのためには自社のストロングポイントを磨かないとなりませんね。
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