先日この記事を見かけました。
東北大が女性限定の教授公募を開始 SNSでは否定的な声も(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
【宮城】東北大大学院工学研究科は今年度、女性に限った教授職(任期なし)5人の公募を始めた。現在123人中2人しかいない女性教授を7人に増やし、女性の割合を1・6%から5・5%に高める。男女格差の解消をめざす思い切った取り組みだが、SNS上などで論争も起きている。・・・・
だが、大隅典子副学長(医学系研究科教授)がツイッターでこの公募を紹介したところ、「性別が理由で応募できないというのは心に来るなー」などと、否定的な声が複数寄せられた。博士号を取得したのに大学の正規ポストにつけない「ポスドク(博士研究員)」の問題などを背景にした、主に若手男性からとみられる不満だった。
オーバードクターな人材は男性の方が圧倒的に多いので、単純な「性差」による差別が男性から不平不満が出るのはある意味当然だと思います。
それでも個人的には、歴史的な性差偏重を修正するという政策的な大局観に立てば、多少クオリティに課題があったとしても、逆差別であったとしても、目先女性登用を優遇するのは概ねですが正しいように思います。
後は【結果】で評価じゃないでしょうか。ダメならまた修正すればいいだけです。
女性の側にも当然良い意味で緊張感が出ますし、長い目で見ればそれによって重要ポストにおける男女比は「逆差別」無しでも能力主義で自然と均衡していくのではないかと。何しろ世の中大体ほぼ男女均等比率です。女性を活用できない企業に未来はありません。そして男性はその「逆差別」を跳ね返す気概が必要ではないかなと思います。男性にはつらい時代かも知れません(汗)。
個人的には性別でモノを考えたこともありません。今、育児の関係で夕方4時で上がる女性スタッフもいますが、それはハンデではなく、「そういうもの」だと思っています。優秀な人には働きやすい環境を用意すればいいだけの事で、後は企業側が頑張ればいいだけです。
性別で一律にモノを語るのもどうかとは思いますが、個人的な感想としては、Webディレクターは女性の方がむしろきめ細やかな対応が出来る印象があります。
こういう事は本来政治主導でもっとぐりぐり推進すべきかなとは思います。政治無策の罪は深いですね。
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