しばしばスタッフや友人、家族と食事に行くのですが、うちのスタッフにはお酒を呑めない人がいます。またうちの家族はほとんどお酒を呑みません。私はまぁ好きな方でそこそこ、だっぽんだっぽん?呑んでいます。
で、皆で食事に行くといつも思うのですが、お酒を呑めない人、いわゆる下戸の人にもきちんとしたドリンクを提供する飲食店は宝クジで1万円当たるくらいの確率でなかなかに少ない、という事です。
僕は呑めるのでいいのですが、下戸の人のドリンクはメニューを見ると、既製品のウーロン茶だったり、オレンジジュースだったり、子供向けのドリンクしかないところはザラです。そういう機会に会う度に、いつも個人的にちょっと申し訳なく、少し残念な気持ちになります。
そもそも料理が美味しいお店でも、そこそこ美味しいお酒を用意しているお店は意外と少ないです。そういうお店では、当然益々下戸の事など考えるわけもありません。
私はスタッフや友人に、良い飲食店を必ず見つけ出せる方法、必殺技を伝授しています。それはお店を探す時、食事のメニューではなく、ドリンクのメニューを見た方が良い、という事です。
どういう事かと言うと、良質なお酒を沢山、しっかり取りそろえているお店は、例外なく食事が美味しいからです。
しかし、その逆は結構あります。食事が美味しいけど、お酒がテキトーなラインナップだったり、美味しそうに見える写真を見てお店に行ったら、実は大して美味しくなく、お酒のラインナップもしょぼい、という所は結構、というかかなり普通にあります。
なので失敗しない飲食店選びで鉄板な方法は、お酒のメニューを見ることだ、と言っています。
しかし、そんなお酒の取りそろえが良い、美味しいお店でも、下戸用のドリンクになると結構厳しいという所はかなりあります。こちらも確率的に宝くじ1万円が当たるくらいの確率で探すのが難しくなります。
元々お酒のラインナップがしっかりしている飲食店は宝くじ1万円くらいの確率で、そこから下戸にも良いドリンクを用意してくれるお店はそこから更に1万円当たるくらいの確率なので、相当レアな確率と言えるでしょう。10万円当たるくらいの確率?
飲食店的には「呑めないお客より呑めるお客の方が単価が高く取れる」という発想ももしかしてあるのかも知れません。確かに経営的には合理的な考え方かも知れませんが、下戸だからお金を持ってないわけではありません。むしろ、滅多に呑めない、美味しいノンアルのドリンクを頼めるのであれば、ハイボールより値段が少しくらい高くても払う気になるのではないでしょうか?
少なくともお金持ってないけど安酒はガバガバ呑む私よりよっぽど上客です。
先日、家族ととある飲食店お訪れる機会がありました。すると、何ということでしょう。こんなメニューがありました。
ここのお茶ですね。
値段がちょっと高めですが、これは是非飲んでみたい。ということでグラスを注文しました。
う、美味いっす。。マジか。
ちなみにこのお店はちょい高めのお店で私のような下々の者はあまり気軽には来れません。しかし、案の定料理は全くもって美味しかったです。
料理は、食する事。食事そのものを指すだけではなく、共にする人達とその場の空気やひととき、雰囲気を楽しむものだと思います。
呑める人も呑まない人も呑めない人も、皆楽しく食事をしたいものです。
グラスでこれくらいの価格であれば、他の飲食店さんにも頑張ってこのような下戸用ドリンクも是非置いて貰いたいですね。
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