先日とある経営者の方と呑んだのだけど、経営者の人と話をしていると、世の中には経営者という「人種」がいるなと思う事を改めて感じた。
つまり「おお、あなたも経営者ですか。という事は、大なり小なり経営という修羅の道くぐってますよね」という微妙な連帯感である。この「微妙な」というのがキモだ。
当然経営者だからと言って無条件の連帯感があるわけではなく抱いる訳でもない。経営者だからという理由で初対面から何もかもさらけ出して付き合うわけでもない。全くもってアカの他人だけど、ベースの部分で通じている部分がある、という感じだ。
資金繰り、腹心のクーデター、太客からの突然の契約解除通告、優秀な部下からの「お話があります」、裁判所からの訴訟通告、女性(男性)問題のこじれ、etc…と言う良くある経営者あるあるをくぐっているという意味である。勿論舵取りをしている規模によって程度の差はあるが、修羅場という意味では一緒である。
言ってしまうと海外旅行に行って、日本人を見かける感覚に近いかも知れない。「あ、日本人だ」みたいな感じで「あ、経営者ですか」という感じ。
もっともこれは僕が思っているだけで他の人は思っていないかも知れない。他の社長さんはどうなんだろう?僕の場合は経営者と聞くとその瞬間、多分大なり小なり似たビジネス経験をしている人だなと思い、そのような感覚をうっすら持っている。いわゆる勤め人が社長さんと知って「おお、社長さんですか」と下から仰ぎ見る目線とはちょっと違う。
経営者は経営者であるというだけで大変だしリスペクトすべき点があると思っていつも僕は接しているし、そこにそこはかとなくうっすらと生意気ながら横目線のシンパシーがある、という感じだ。
という事でサムネは経営者っぽい爽やかな写真にしてみました。
気に入ったらポチっと御願いします→
にほんブログ村
コメント