非機能要件という逃げ道

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非機能要件という逃げ道 Web屋の経営

システム開発業界では「非機能要件」という言葉があります。

なんだかわかりますでしょうか?

簡単に言うと、システム開発において「こういうのを作るよ」と定義していないものを指します。

例えばフォーム入力した後[送信]ボタンを押した後、何秒以内に完了画面が出るようにして欲しい、という要望などがこれに該当します。そして確かに普通そんな秒数までは開発時に定義しません。

しかし、常識的に言うと、送信ボタンを押した後10秒も待たされてはたまったもんじゃありません。

こういう厳密な定義が難しいもので、明確なニーズや要望になっていないものを「非機能要件」と言います。

そしてシステム開発業界ではこういう「非機能要件」については、後でリリース時にお客様と問題になった時に、「明確じゃなかったんだから瑕疵じゃないよ」と思っている(or言う)企業が結構少なくありません。

僕は「非機能要件」という言い方があまり好きではありません。なんか作り手のエクスキューズに聞こえてしまうからです。勿論何もかもハイハイと受ける訳ではありませんが、それないだろ?という事がこの業界、ちょっと多いなと感じます。
システムを使いたいお客様から見てどれが機能でどれが非機能かは正直あまり意味が無いと思っています。使えるか使えないか、そのための要件と仕様しかありません。
味噌だろうが塩だろうがラーメンはラーメンなのです(なんか違うな。写真は先週食べた昔風塩ラーメン@余市 みらく食堂)。
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