先日、京都市内でランチの際、どうしようかなと思ってなにげに目に留まった喫茶店でカレーを食べました。牛すじカレー。
大盛り(つい)で頼んだのですが、お肉もそこそこボリュームがあり、サラダも付いていて美味しかったです。値段は1,250円。
しかし、言ってしまうと普通のカレーです。
果たしてまた次来るか?と言われると、恐らく他のお店が混んでいたら、覚えていたら、どうしてもすぐカレーが食べたいと思ったのなら、来ても良いかな、という感じでした。
何か悪い点があるわけではありません。平均点はクリアしているお味と接客でした。
しかしそれだけ。
そして食べながらふと思ったのですが、これって結局ビジネスと一緒だなと。
昔と違って今は飲食店に入って「まずっ!」ということはほとんどありません。どこも必ず平均点はクリアしてきます。昔は違いました。実際にお店に入って「まっず!!!」というお店は結構な頻度で存在していました。今そんなお店ほとんどありませんよね。
つまりどんな業界でも、時間が経てば平均値は上がります。つまり「普通」の品質というのは何の差別化にもならず、瞬く間に「ありふれ化」してしまうという事なのです。
当たり前の事を当たり前にやっているだけでは、個人も企業も差別化出来ません。当たり前の事を当たり前にやった先で、プラスアルファが求められています。それこそが「どうして私が、弊社が、わざわざあまたある企業の中から、御社に仕事を頼まなくてはならないのか?」という必然性を生むことになります。
常にお客様視点に立って、差別化=他社とは違うバリューをいかに提供するか、の視点を持つ。大事な事だと思っています。
ご馳走様でした。げふっ。満足。
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